堀ちえみ 40周年アニバーサリー CD/DVD-BOX

堀ちえみ 40周年アニバーサリー CD/DVD-BOX

2023年2月8日(水)発売

1982年のデビュー以来、
ポニーキャニオンから発売された全楽曲、映像商品を網羅。
高音質UHQCD仕様でリマスター復刻のCD13枚に
DVD1枚を加えた
40周年記念BOX!

商品内容

  • DISC-1~10=オリジナル・アルバム復刻にアルバム未収録シングル、シングルB面曲、シングル曲のオリジナル・カラオケをボーナス・トラックとして収録。
  • DISC-11=ベスト・アルバムでの初収録曲、カセットテープ商品を収録。
  • DISC-12=カセットテープで発売された『ちえみLIVE』。
  • DISC-13=2005年発売の新録音アルバム『80's アイドル・ソングス・コレクション』。
  • DVD=映像商品『ちえみLIVE』をビデオ(VHS商品)のマスターより初DVD化。
各CD,DVDジャケット内には、アルバム・ジャケットの裏面、LPレコードに封入の写真集、歌詞カードの写真入りページ、封入ピンナップなどを可能な限り縮小掲載。各収録アイテムの発売データも記載。(収納ケースはスリムケースを使用)

表紙込124ページの別冊ブックレットを封入。

本BOXに寄せた堀ちえみ直筆メッセージのほか、カラーページには全シングルのジャケットを、
折り込みピンナップなども含めて掲載。

当サイト限定先着予約特典

当サイト限定先着予約特典 ポストカード

ポストカード

(先着200名様へは直筆サイン入り)

※サイン入り、サインなし共に特典は無くなり次第終了とさせて頂きます。

堀ちえみ 40周年アニバーサリー CD/DVD-BOX

堀ちえみ 40周年アニバーサリー CD/DVD-BOX
<完全限定生産>

PCCA-06177/¥24,200(税込)

仕様
CD13枚(UHQCD)+DVD1枚+124ページブックレットをBOXに封入予定

ご購入はこちら

収録曲

DISC-1

1st ORIGINAL ALBUM『少女』+3

デビュー・シングル「潮風の少女」を含む1st オリジナル・アルバム『少女』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の3曲を収録。

  • 「ちえみ日記」(『少女』のカセットテープに収録)
  • 「夏・SEAWIND」(カセットテープとCDに収録の別ヴァージョン)
  • 「潮風の少女」(オリジナル・カラオケ)

収録曲を見る

オリジナル・アルバム発売日:1982年5月21日

【LPレコード A面】
  • 夏・SEAWIND[LP Version]
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
  • おもいっきりにダイビング
    作詞:中里 綴/作曲:水谷公生/編曲:鈴木 茂
  • たんぽぽ
    作詞:松宮恭子/作曲:尾関裕司/編曲:鈴木 茂
  • 亜麻色の風
    作詞:尾関昌也/作曲:尾関裕司/編曲:鈴木 茂
  • メルシ・ボク(「潮風の少女」B面)
    作詞・作曲:佐々木勉/編曲:鈴木 茂
【LPレコード B面】
  • 潮風の少女
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
  • 愛♡だけどロンリネス
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:鈴木 茂
  • ふしぎ七色
    作詞:中里 綴/作曲:水谷公生/編曲:鈴木 茂
  • ふれ愛モーメント
    作詞:きさらぎ圭介/作曲:幸 耕平/編曲:鈴木 茂
  • 微笑んでGood-bye
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鈴木 茂
【+3/ボーナス・トラック】
  • ちえみ日記(使用曲「潮風の少女」)
    作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
    ※『少女』のカセットテープのみに収録のトーク音源。
  • 夏・SEAWIND[CT/CD Version]
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
    ※『少女』のカセットテープ、CDに収録の別ミックス。
  • 潮風の少女(オリジナル・カラオケ)
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂

DISC-2

2nd ORIGINAL ALBUM『夢日記』+6

シングル「真夏の少女」と「待ちぼうけ」を含む2nd オリジナル・アルバム『夢日記』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の6曲を収録。

  • 「真珠色の季節」(「真夏の少女」B面)
  • 「幸せはモザイク」(「待ちぼうけ」B面)
  • 「とまどいの週末」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「真夏の少女」(オリジナル・カラオケ)
  • 「待ちぼうけ」(オリジナル・カラオケ)
  • 「とまどいの週末」(オリジナル・カラオケ)

収録曲を見る

オリジナル・アルバム発売日:1982年11月21日

【LPレコード A面】
  • 秋色ドリーム
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鈴木 茂
  • Fly(「とまどいの週末」B面)
    作詞:中里 綴/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
  • 公園通りの日曜日
    作詞・作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂
  • 遙か1000マイルの彼方
    作詞:竹内まりや/作曲:杉 真理/編曲:鈴木 茂
  • 真夏の少女
    作詞:中里 綴/作曲・編曲:鈴木 茂
【LPレコード B面】
  • 待ちぼうけ
    作詞・作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂
  • 朝もやの空
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
  • 幼な馴染み
    作詞・作曲:パンタ/編曲:鈴木 茂
  • 2冊目の日記帳
    作詞:中里 綴/作曲:清水信之/編曲:鈴木 茂
  • 時を駆ける少女
    作詞:青木 茗/作曲:清水信之/編曲:鈴木 茂
【+6/ボーナス・トラック】
  • 真珠色の季節(「真夏の少女」B面)
    作詞:青木 茗/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂
  • 幸せはモザイク(「待ちぼうけ」B面)
    作詞:中里 綴/作曲:加瀬邦彦/編曲:鈴木 茂
  • とまどいの週末
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:矢野立美
  • 真夏の少女(オリジナル・カラオケ)
    作詞:中里 綴/作曲・編曲:鈴木 茂
  • 待ちぼうけ(オリジナル・カラオケ)
    作詞・作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂
  • とまどいの週末(オリジナル・カラオケ)
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:矢野立美

DISC-3

3rd ORIGINAL ALBUM『風のささやき』+4

シングル「さよならの物語」と「夏色のダイアリー」、封入のスペシャル・シングル「CHIEMI SQUALL」を含む3rd オリジナル・アルバム『風のささやき』全11曲。
ボーナス・トラックとして以下の4曲を収録。

  • 「やさしさの横顔」(「さよならの物語」B面)
  • 「太陽のロマンス」(「夏色のダイアリー」B面)
  • 「さよならの物語」(オリジナル・カラオケ)
  • 「夏色のダイアリー」(オリジナル・カラオケ)

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オリジナル・アルバム発売日:1983年6月21日

【LPレコード A面】
  • プレゼントは夏
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • きっとバカンス
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • 夏色のダイアリー
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • 真夏の国
    作詞・作曲:天野 滋/編曲:鷺巣詩郎
  • 雨のダンスシューズ
    作詞:城戸依子/作曲:小林信吾/編曲:鷺巣詩郎
【LPレコード B面】
  • 誘惑アルファベット
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鷺巣詩郎
  • ドキッ♡ください
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鷺巣詩郎
  • 恋はディンドン
    作詞:城戸依子/作曲:小林信吾/編曲:鷺巣詩郎
  • さよならの物語
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • 人魚姫
    作詞:鈴木隆子/作曲・編曲:清水信之
【LPレコード封入/スペシャル・シングル】
  • CHIEMI SQUALL
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鷺巣詩郎
【+4/ボーナス・トラック】
  • やさしさの横顔(「さよならの物語」B面)
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:鷺巣詩郎
  • 太陽のロマンス(「夏色のダイアリー」B面)
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • さよならの物語(オリジナル・カラオケ)
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • 夏色のダイアリー(オリジナル・カラオケ)
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎

DISC-4

4th ORIGINAL ALBUM『雪のコンチェルト』+5

シングル「夕暮れ気分」を含む4th オリジナル・アルバム『雪のコンチェルト』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の5曲を収録。

  • 「青い夏のエピローグ」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • ザ・ベストワン(「青い夏のエピローグ」B面)
  • 落ち葉のダンス(「夕暮れ気分」B面)
  • 青い夏のエピローグ(オリジナル・カラオケ)
  • 夕暮れ気分(オリジナル・カラオケ)

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オリジナル・アルバム発売日:1983年12月7日

【LPレコード A面】
  • Good-by Winter
    作詞・作曲:伊藤 薫/編曲:鷺巣詩郎
  • アネモネの小径
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • Love Me!
    作詞・作曲:伊藤 薫/編曲:鷺巣詩郎
  • スウィート・ジェラシー
    作詞・作曲:天野 滋/編曲:白井良明
  • 夕暮れ気分
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:清水信之
【LPレコード B面】
  • 風の変わる頃
    作詞:売野雅勇/作曲・編曲:白井良明
  • Morningランデヴー
    作詞:青木久美子/作曲:山川恵津子/編曲:鷺巣詩郎
  • Shyna Boy
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鷺巣詩郎
  • ちえみ言葉でI Love You
    作詞:加隅 怜/作曲:山崎 稔/編曲:白井良明
  • 12月の祈り
    作詞・作曲:伊藤 薫/編曲:鷺巣詩郎
【+5/ボーナス・トラック】
  • 青い夏のエピローグ
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:萩田光雄
  • ザ・ベストワン(「青い夏のエピローグ」B面)
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • 落ち葉のダンス(「夕暮れ気分」B面)
    作詞:大西和久/作曲:高生 鷹・西島正己/編曲:萩田光雄
  • 青い夏のエピローグ(オリジナル・カラオケ)
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:萩田光雄
  • 夕暮れ気分(オリジナル・カラオケ)
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:清水信之

DISC-5

5th ORIGINAL ALBUM『プラムクリーク』+5

シングル「稲妻パラダイス」を含む5th オリジナル・アルバム『プラムクリーク』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の5曲を収録。

  • 「白いハンカチーフ」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「Lai Lai Lai」(「白いハンカチーフ」B面)
  • 「青い真珠貝」(「稲妻パラダイス」B面)
  • 「白いハンカチーフ」(オリジナル・カラオケ)
  • 「稲妻パラダイス」(オリジナル・カラオケ)

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オリジナル・アルバム発売日:1984年6月21日

【LPレコード A面】
  • 52週目のSummer Moon
    作詞:田口 俊/作曲・編曲:清水信之
  • 裸足のバケーション
    作詞:康 珍化/作曲:伊藤銀次/編曲:国吉良一
  • 稲妻パラダイス
    作詞:康 珍化/作曲:林 哲司/編曲:萩田光雄
  • 私小説
    作詞・作曲:伊藤 薫/編曲:馬飼野康二
  • 青春のパーティ
    作詞:三浦徳子/作曲・編曲:清水信之
【LPレコード B面】
  • 意地悪な魔法使い
    作詞:森雪之丞/作曲・編曲:白井良明
  • 不思議なこもりうた
    作詞:吉沢久美子/作曲・編曲:白井良明
  • Love O.K
    作詞・作曲:山口美央子/編曲:清水信之
  • オルフェウスの窓
    作詞:田口 俊/作曲:林 哲司/編曲:萩田光雄
  • 涙をありがとう
    作詞:康 珍化/作曲:高橋幸宏/編曲:白井良明
【+5/ボーナス・トラック】
  • 白いハンカチーフ
    作詞:大津あきら/作曲:網倉一也/編曲:矢野立美
  • Lai Lai Lai(「白いハンカチーフ」B面)
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎
  • 青い真珠貝(「稲妻パラダイス」B面)
    作詞:有川正沙子/作曲:網倉一也/編曲:馬飼野康二
  • 白いハンカチーフ(オリジナル・カラオケ)
    作詞:大津あきら/作曲:網倉一也/編曲:矢野立美
  • 稲妻パラダイス(オリジナル・カラオケ)
    作詞:康 珍化/作曲:林 哲司/編曲:萩田光雄

DISC-6

6th ORIGINAL ALBUM『Strawberry Heart』+4

シングル「東京Sugar Town」と「クレイジーラブ」(アルバム・ヴァージョン)、その両A面曲「愛のランナー」を含む6th オリジナル・アルバム『Strawberry Heart』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の4曲を収録。

  • 「I Love Youはパラシュート」(「東京Sugar Town」B面)
  • 「クレイジーラブ」(シングル・ヴァージョン)
  • 「東京Sugar Town」(オリジナル・カラオケ)
  • 「クレイジーラブ」(オリジナル・カラオケ)

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オリジナル・アルバム発売日:1984年12月5日

【LPレコード A面】
  • ストロベリー・ハート
    作詞:三浦徳子/作曲:Nobody/編曲:萩田光雄
  • 7時のニュース
    作詞:三浦徳子/作曲:Nobody/編曲:水谷公生
  • 涙色のエアポート
    作詞:三浦徳子/作曲:Nobody/編曲:水谷公生
  • Winds
    作詞:三浦徳子/作曲・編曲:萩田光雄
  • 東京Sugar Town
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:大谷和夫
【LPレコード B面】
  • モノレールのジョニー
    作詞:三浦徳子/作曲・編曲:水谷公生
  • 月の光よりも
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:水谷公生
  • 愛のランナー(「クレイジーラブ」との両A面)
    作詞:三浦徳子/作曲・編曲:福岡ゆたか
  • クレイジーラブ[Album Version]
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:萩田光雄
  • 秘密-SECRET-
    作詞:康 珍化/作曲:玉置浩二/編曲:清水信之
【+4/ボーナス・トラック】
  • I Love Youはパラシュート(「東京Sugar Town」B面)
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:大谷和夫
  • クレイジーラブ[Single Version]
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:萩田光雄
  • 東京Sugar Town(オリジナル・カラオケ)
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:大谷和夫
  • クレイジーラブ(オリジナル・カラオケ)
    作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明/編曲:萩田光雄

DISC-7

7th ORIGINAL ALBUM『Lonely Universe』+8

シングル「Deadend Street GIRL」を含む7th オリジナル・アルバム『Lonely Universe』全8曲。
ボーナス・トラックとして以下の8曲を収録。

  • 「夢色・夏色物語」(「Deadend Street GIRL」B面)
    ※『Lonely Universe』ではCDのみに収録。
  • 「リ・ボ・ン」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「君は僕じゃない、僕は君じゃない」(「 リ・ボ・ン」B面)
  • 「Wa・ショイ!」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「風のサザン・カリフォルニア」(「Wa・ショイ!」との両A面曲)
  • 「リ・ボ・ン」(オリジナル・カラオケ)
  • 「Deadend Street GIRL」(オリジナル・カラオケ)
  • 「Wa・ショイ!」(オリジナル・カラオケ)

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オリジナル・アルバム発売日:1985年6月5日

【LPレコード A面】
  • Jimmy's Girl
    作詞:売野雅勇/作曲:原田真二/編曲:鈴木 茂
  • ミス・ロンリー・ユニヴァース
    作詞:売野雅勇/作曲:原田真二/編曲:鈴木 茂
  • Deadend Street GIRL
    作詞:鈴木博文/作曲:鮎川 誠/編曲:鈴木 茂
  • 白夜のDance
    作詞:鈴木博文/作曲:鈴木 茂・矢野 誠/編曲:鈴木 茂
【LPレコード B面】
  • 18のキャトルセゾン
    作詞:売野雅勇/作曲:村田和人/編曲:鈴木 茂/Strings Arrange:矢野 誠
  • 恋はNon Stop
    作詞:鈴木博文/作曲:鈴木キサブロー/編曲:鈴木 茂
  • ひとりぼっちたち
    作詞:鈴木博文/作曲:村田和人/編曲:鈴木 茂
  • 小さな密航者
    作詞:鈴木博文/作曲:西島正己/編曲:鈴木 茂
【+8/ボーナス・トラック】
  • 夢色・夏色物語(「Deadend Street GIRL」B面)
    作詞:鈴木博文/作曲:村田和人/編曲:鈴木 茂
    ※『Lonely Universe』のCDのみに収録。
  • リ・ボ・ン
    作詞:三浦徳子/作曲:松田 良/編曲:萩田光雄
  • 君は僕じゃない、僕は君じゃない(「 リ・ボ・ン」B面)
    作詞:三浦徳子/作曲:林 哲司/編曲:萩田光雄
  • Wa・ショイ!
    作詞:鈴木博文/作曲・編曲:白井良明
  • 風のサザン・カリフォルニア(「Wa・ショイ!」との両A面曲)
    作詞:売野雅勇/作曲:高中正義/編曲:新川 博
  • リ・ボ・ン(オリジナル・カラオケ)
    作詞:三浦徳子/作曲:松田 良/編曲:萩田光雄
  • Deadend Street GIRL(オリジナル・カラオケ)
    作詞:鈴木博文/作曲:鮎川 誠/編曲:鈴木 茂
  • Wa・ショイ!(オリジナル・カラオケ)
    作詞:鈴木博文/作曲・編曲:白井良明

DISC-8

8th ORIGINAL ALBUM『夢の続き』+5

シングル「青春の忘れ物」を含む8th オリジナル・アルバム『夢の続き』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の5曲を収録。

  • 「サヨナラなんて言ってあげない」(「青春の忘れ物」B面)
  • 「夢千秒」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「瞳は海の色」(「夢千秒」B面)
  • 「青春の忘れ物」(オリジナル・カラオケ)
  • 「夢千秒」(オリジナル・カラオケ)

収録曲を見る

オリジナル・アルバム発売日:1985年12月28日

【LPレコード A面】
  • 暗くなるまで待って
    作詞:売野雅勇/作曲・編曲:後藤次利
  • オペラ座の雪
    作詞:売野雅勇/作曲:岡田 徹/編曲:後藤次利
  • Shoes
    作詞:佐藤ありす/作曲:岡田 徹/編曲:後藤次利
  • 浮気なリップス
    作詞:三浦徳子/作曲:岡田 徹/編曲:後藤次利
  • すずしいフォトグラフ
    作詞・作曲・編曲:後藤次利
【LPレコード B面】
  • T・H・R・E・A・T
    作詞:売野雅勇/作曲・編曲:後藤次利
  • シンシア
    作詞:三浦徳子/作曲:松田 良/編曲:後藤次利
  • Come on! Love Machine-哀しみのパレード-
    作詞:三浦徳子/作曲:鈴木キサブロー/編曲:後藤次利
  • 刹那の華
    作詞:売野雅勇/作曲:堀川まゆみ/編曲:後藤次利
  • 青春の忘れ物
    作詞:売野雅勇/作曲:鈴木キサブロー/編曲:後藤次利
【+5/ボーナス・トラック】
  • サヨナラなんて言ってあげない(「青春の忘れ物」B面)
    作詞:売野雅勇/作曲:松田 良/編曲:鈴木 茂
  • 夢千秒
    作詞:売野雅勇/作曲:鈴木キサブロー/編曲:後藤次利
  • 瞳は海の色(「夢千秒」B面)
    作詞:三浦徳子/作曲・編曲:後藤次利
  • 青春の忘れ物(オリジナル・カラオケ)
    作詞:売野雅勇/作曲:鈴木キサブロー/編曲:後藤次利
  • 夢千秒(オリジナル・カラオケ)
    作詞:売野雅勇/作曲:鈴木キサブロー/編曲:後藤次利

DISC-9

9th ORIGINAL ALBUM『glory days』+8

シングル「ジャックナイフの夏」を含む9th オリジナル・アルバム『glory days』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の8曲を収録。

  • 「ハートブレイク・RHAPSODY」(「ジャックナイフの夏」B面)
  • 「夏咲き娘」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「悪い夏』(「夏咲き娘」B面)
  • 「素敵な休日」(オリジナル・アルバム未収録シングル)
  • 「助手席から I LOVE YOU」(「素敵な休日」B面)
  • 「ジャックナイフの夏」(オリジナル・カラオケ)
  • 「夏咲き娘」(オリジナル・カラオケ)
  • 「素敵な休日」(オリジナル・カラオケ)

収録曲を見る

オリジナル・アルバム発売日:1986年6月21日

【LPレコード A面】
  • 太陽No.1
    作詞:佐伯健三/作曲:タケカワユキヒデ/編曲:Light house project
  • 波の中のフューチャー
    作詞:佐伯健三/作曲:宮城伸一郎/編曲:Light house project
  • ルージュの海
    作詞:竹花いち子/作曲:三谷泰弘/編曲:Light house project
  • BABY OIL BABY
    作詞:神沢礼江/作曲:矢島マキ/編曲:Light house project
  • 胸にブラインド
    作詞:竹花いち子/作曲:木下伸司/編曲:Light house project
【LPレコード B面】
  • 夢色バルーン
    作詞:三浦徳子/作曲:白井良明/編曲:Light house project
  • Follow you -ケンカしても-
    作詞:佐藤ありす/作曲:鈴木慶一/編曲:Light house project
  • 夕焼けはひとりぼっち
    作詞:佐伯健三/作曲:鈴木慶一/編曲:Light house project
  • ジャックナイフの夏
    作詞:売野雅勇/作曲:タケカワユキヒデ/編曲:Light house project
  • 恋のための練習曲(練習曲にルビ=エチュード)
    作詞:佐藤ありす/作曲:町支寛二/編曲:Light house project
【+8/ボーナス・トラック】
  • ハートブレイク・RHAPSODY(「ジャックナイフの夏」B面)
    作詞:神保礼江/作曲:矢島 賢・マキ/編曲:Light house project
  • 夏咲き娘
    作詞:三浦徳子/作曲:白井良明/編曲:Light house project
  • 悪い夏(「夏咲き娘」B面)
    作詞:売野雅勇/作曲:後藤次利/編曲:Light house project
  • 素敵な休日
    作詞:夏目 純/作曲:尾崎亜美/編曲:奥 慶一
  • 助手席から I LOVE YOU(「素敵な休日」B面)
    作詞:栃内 淳/作曲:中崎英也/編曲:奥 慶一
  • ジャックナイフの夏(オリジナル・カラオケ)
    作詞:売野雅勇/作曲:タケカワユキヒデ/編曲:Light house project
  • 夏咲き娘(オリジナル・カラオケ)
    作詞:三浦徳子/作曲:白井良明/編曲:Light house project
  • 素敵な休日(オリジナル・カラオケ)
    作詞:夏目 純/作曲:尾崎亜美/編曲:奥 慶一

DISC-10

10th ORIGINAL ALBUM『スカーレット白書』+1

シングル「愛を今信じていたい」を含む10th オリジナル・アルバム『スカーレット白書』全10曲。
ボーナス・トラックとして以下の1曲を収録。

  • 「愛を今信じていたい」(オリジナル・カラオケ)

収録曲を見る

オリジナル・アルバム発売日:1987年4月5日

【LPレコード A面】
  • 紅(スカーレット)白書
    作詞:サエキけんぞう/作曲:中崎英也/編曲:奥 慶一

  • 作詞:松井五郎/作曲:国安わたる/編曲:奥 慶一
  • Lazy Moon
    作詞:麻生圭子/作曲:梅垣達志/編曲:奥 慶一
  • 狙撃手のカイエ
    作詞:高柳 恋/作曲:沖山優司/編曲:奥 慶一
  • アリスの眠り
    作詞:高柳 恋/作曲:松田 良/編曲:後藤次利
【LPレコード B面】
  • Smile
    作詞:松井五郎/作曲・編曲:町支寛二
  • 禁じられた瞳
    作詞:松井五郎/作曲:梅垣達志/編曲:町支寛二
  • 愛を今信じていたい
    作詞:秋元 康/作曲:小室哲哉/編曲:武部聡志
  • ファースト・フィナーレ
    作詞:松井五郎/作曲:天野音彦/編曲:奥 慶一
  • Faraway(「愛を今信じていたい」B面)
    作詞:Chiemi/作曲:小室哲哉/編曲:武部聡志
【+1/ボーナス・トラック】
  • 愛を今信じていたい(オリジナル・カラオケ)
    作詞:秋元 康/作曲:小室哲哉/編曲:武部聡志

DISC-11

ベスト・アルバム初出未発表曲+おしゃべりカセット

ベスト・アルバムにて初出だった未発表曲と、トークを収録したカセットテープ企画アイテムを収録。

収録内容
『心の扉 ~ちえみMyself~』より
 01.名前を呼んで
 02.雨上がりご用心
 03.ちえみMyself
『best-記念日-』 より
 04.Garçon Pudique
 05.春風キッス
 06.From My Heart
『best ~生まれた時から』 より
 07.CHIEMI SQUALL(RE-MIX)
 08.ノスタルジー今昔
 09.涙のシーズン
『シングルス 』 より
 10.愛のDESERT
 11.TATOO
 12~13.『堀ちえみのおはようおやすみカセット』
 14~21.『堀ちえみのいっしょにデートカセット』

収録曲を見る

『心の扉 ~ちえみMyself~』より

ベスト・アルバム発売日:1983年3月21日

  • 名前を呼んで
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:鷺巣詩郎
  • 雨上がりご用心
    作詞:中里 綴/作曲:松宮恭子/編曲:鷺巣詩郎
  • ちえみMyself
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:鷺巣詩郎
『best-記念日-』 より

ベスト・アルバム発売日:1984年3月3日

  • Garçon Pudique
    作詞:売野雅勇/作曲・編曲:高橋幸宏
  • 春風キッス
    作詞・作曲:伊藤 薫/編曲:白井良明
  • From My Heart
    作詞:ありそのみ/作曲:山川恵津子/編曲:鷺巣詩郎
『best ~生まれた時から』 より

ベスト・アルバム発売日:1985年3月5日

  • CHIEMI SQUALL(RE-MIX)
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:鷺巣詩郎
  • ノスタルジー今昔
    作詞:吉沢久美子/作曲:大貫妙子/編曲:清水信之
  • 涙のシーズン
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:萩田光雄
『シングルス 』 より

ベスト・アルバム発売日:1986年11月21日

  • 愛のDESERT
    作詞:サエキけんぞう/作曲・編曲:奥 慶一
  • TATOO
    作詞:高柳 恋/作曲:林 哲司/編曲:奥 慶一
『堀ちえみのおはようおやすみカセット』

カセットテープ発売日:1984年3月21日

  • グッとくるモーニング、ちえみがおはよう!
    (使用曲「Morningランデヴー」)
    作詞:青木久美子/作曲:山川恵津子/編曲:鷺巣詩郎
  • ちえみのおやすみで、グッスリーピング!
    (使用曲「From My Heart」)
    作詞:ありそのみ/作曲:山川恵津子/編曲:鷺巣詩郎
『堀ちえみのいっしょにデートカセット』

カセットテープ発売日:1986年12月5日

◆A面:デート失敗サイド

  • 暗く、キョヒされちゃったA型
  • ちょっときついぜ、キッパリB型
  • 本気にしてねーな!O型
  • じわっときついぜ、プライドAB型

◆B面:デート成功サイド

  • てれてて、かわいいなA型
  • あっかるーい、スカッとB型
  • バラエティーな予感、わくわくO型
  • わがままだけど、かくれた愛情AB型

DISC-12

LIVE ALBUM『ちえみLIVE』

1983年8月26日によみうりランドEASTで開催されたライブを収録。
カセットテープだけで発売だったライブ・アルバム。
メドレーを含む全15曲。

収録曲を見る

カセットテープ発売日:1983年10月21日

【カセットテープ SIDE A】
  • Some Girls
    作詞・作曲:NICKY CHINN & MIKE CHAPMAN/
    訳詞:村田さち子/編曲:小野寺忠和
  • 真夏の少女(メドレー)
    作詞:中里 綴/作曲:鈴木 茂/編曲:小野寺忠和
  • 亜麻色の風(メドレー)
    作詞:尾関昌也/作曲:尾関裕司/編曲:小野寺忠和
  • Fly(メドレー)
     作詞:中里 綴/作曲:松宮恭子/編曲:小野寺忠和
  • 夏・SEAWIND(メドレー)
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:小野寺忠和
  • きっとバカンス
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • 夏色のダイアリー
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • 誘惑アルファベット
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:小野寺忠和
  • 真夏の国
    作詞・作曲:天野 滋/編曲:小野寺忠和
【カセットテープ SIDE B】
  • 青い夏のエピローグ
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • 潮風の少女
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:小野寺忠和
  • とまどいの週末
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:小野寺忠和
  • さよならの物語
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • CHIEMI SQUALL
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:小野寺忠和
  • 名前を呼んで
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:小野寺忠和

'83 FRIENDLY SUMMER
 1983年8月26日 よみうりランドEAST

DISC-13

2005 ALBUM『80’s IDOL SONGS COLLECTION』+1

2005年のリリース当時は18年ぶりの新録音アルバム。
80年代アイドル曲カヴァー全10曲+「ちえみシングルス・メドレー」。
本BOXでのボーナス・トラック

  • 「リ・ボ・ン(ぼくらのベストVersion)」。
    (2004年「ぼくらの同窓会コンサート」会場販売CD)

収録曲を見る

オリジナル・アルバム発売日:2005年9月7日

  • 魔女
    作詞:松本 隆/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀
  • 渚のライオン
    作詞:三浦徳子/作曲:筒美京平/編曲:馬飼野康二
  • セシル
    作詞:麻生圭子/作曲: NOBODY/編曲:馬飼野康二
  • 話しかけたかった
    作詞:戸沢暢美/作曲:岸 正之/編曲:船山基紀
  • 抱きしめたい
    作詞:康珍化/作曲: 亀井登志夫/編曲:馬飼野康二
  • 恋のハッピー・デート(Gotta Pull Myself Together)
    作詞・作曲:B.Findon - M.Myers - B.Puzey/訳詞:森雪之丞/編曲:船山基紀
  • 青空のかけら
    作詞:松本 隆/作曲:亀井登志夫/編曲:船山基紀
  • 夏色片想い
    作詞:有川正沙子/作曲: 林 哲司/編曲:馬飼野康二
  • ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ
    作詞:松任谷由実/作曲:松任谷由実/編曲:船山基紀
  • 夏のヒロイン
    作詞:竜真知子/作曲: 馬飼野康二/編曲:馬飼野康二

[Bonus Track]

  • ちえみシングルス・メドレー/編曲:後藤次利
    (潮風の少女~夏色のダイアリー~稲妻パラダイス~
    クレイジーラブ~夢千秒~愛を今信じていたい)
    「潮風の少女」作詞・作曲:松宮恭子
    「夏色のダイアリー」作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央
    「稲妻パラダイス」作詞:康 珍化/作曲:林 哲司
    「クレイジーラブ」作詞:三浦徳子/作曲:芹澤廣明
    「夢千秒」作詞:売野雅勇/作曲:鈴木キサブロー
    「愛を今信じていたい」作詞:秋元 康/作曲:小室哲哉
【+1/ボーナス・トラック】
  • リ・ボ・ン(ぼくらのベストVersion)
    作詞:三浦徳子/作曲:松田 良/編曲:山崎一稔

DVD

LIVE VIDEO & LD『ちえみLIVE』
+『80’s IDOL SONGS COLLECTION』DVD

DISC-12のカセットテープによるライブ・アルバムと同日にVHS(ビデオ)とLD(レーザーディスク)で発売されたライブ映像。
ラスト部分にトーク音声が入った編集になっているVHS版を初DVD化(約60分)。
DISC-13に収録の『80’S IDOL SONGS COLLECTION』の期間限定豪華パッケージに同梱のスペシャル・メイキングDVDをボーナストラック的に収録(約34分)。

  • 映像の一部にマスターテープに起因する映像の乱れ、音声ノイズ等がございます、あらかじめご了承ください。

収録曲を見る

LIVE VIDEO & LD『ちえみLIVE』

ビデオカセット/レーザーディスク発売日:1983年10月21日

  • 夏色のダイアリー
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • Some Girls
    作詞・作曲:NICKY CHINN & MIKE CHAPMAN/
    訳詞:村田さち子/編曲:小野寺忠和
  • メドレー
    • 真夏の少女
      作詞:中里 綴/作曲:鈴木 茂/編曲:小野寺忠和
    • 亜麻色の風
      作詞:尾関昌也/作曲:尾関裕司/編曲:小野寺忠和
    • Fly
      作詞:中里 綴/作曲:松宮恭子/編曲:小野寺忠和
    • 夏・SEA WIND
      作詞・作曲:松宮恭子/編曲:小野寺忠和
  • きっとバカンス
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • ドキッ♡ください
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:小野寺忠和
  • 真夏の国
    作詞・作曲:天野 滋/編曲:小野寺忠和
  • 青い夏のエピローグ
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • 潮風の少女
    作詞・作曲:松宮恭子/編曲:小野寺忠和
  • とまどいの週末
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:小野寺忠和
  • さよならの物語
    作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:小野寺忠和
  • CHIEMI SQUALL
    作詞・作曲:森雪之丞/編曲:小野寺忠和
  • 名前を呼んで
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:小野寺忠和
  • 夕暮れ気分
    作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:小野寺忠和

踊り:スクール・メイツ
演奏:隼 & シーバード
コーラス:フィーリングフリー

『80’s IDOL SONGS COLLECTION』DVD

オリジナル・アルバム発売日:2005年9月7日
PHOTO BOOK
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堀ちえみ
×
國吉美織

対談 [後編]

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

堀ちえみさんと当時の担当ディレクター國吉美織さんが再会!デビュー40周年記念のCD-BOXの発売に寄せたお二人の対談。後編は、あの引退した頃の話、デビューから「堀ちえみの音楽」を制作し、見守っていたポニーキャニオンの名プロデューサーで、國吉さんの上司でもあった今は亡き渡辺有三さんとの思い出、そして、堀ちえみさんの今が語られます。

引退を決意した頃

國吉美織(以下、國吉)
とても幸福な現場だったと思います。それこそ、「このギターソロのところいいですね」って言ってくれた時に、やっぱりすごいって。一緒に音楽を作ってきた喜びみたいなものをすごく感じたんですよ。
堀ちえみ(以下、堀)
だからこそ歌えなくなったらもう終わりって思ったんです。デビューから5年経って、歌の仕事がだんだん少なくなっていって、自分は何のために芸能界に入ったのかって。いろんな仕事をしていかないといけない。この先はこういう音楽活動っていうのが難しくなっていくだろうと。今と違って限界があった時代だったと思うんですよね。1枚のレコードを作るのにすごくお金もかかるし。誰もが歌を歌える時代でもなかったので、ああ、もう歌えないんだったらこの世界にいる夢もないなっていう気持ちになってしまって。その時は結婚とかの話はまだ全然なくて、それは大阪に戻ってからのことだったんですけど。有三さんも美織さんも現場を離れてしまったことも大きかったでしょうね。
國吉
すごい高い能力だったのになんで辞めちゃったんだろうと私は思ってたんですけど、あ、そうだったんだなって、音楽を本当に好きで愛してたんだなって分かりました。女優さんとしてもあれだけのヒット作を出されたから、そちらの方で求められるものも多かったと思うし。それも全部含めて歌を辞めるっていうのは、すごい決断だったと思うんですよ。
なんでこの世界にいるのかなみたいな。女優さんを続けるのもまた違う感じがしましたし。やっぱり歌が一番だったんです。レコーディングをして歌う、その過程がすごく楽しかったので。
國吉
私が携わったアルバムは8枚(注:ベスト・アルバムを含む)。『Lonely Universe』に入ってる「Jimmy's Girl」っていう曲では、有三さんが大好きだったビーチ・ボーイズみたいなコーラスをどうしてもやりたいっていって入れ込んだり。
「Wa・ショイ!」はびっくりしましたね。なんだか新し過ぎて。アイドルにサンプリングはなんか違和感があった。だから当時はあまり受け付けてもらえなかったと思うんですけど。
國吉
ちょっと早過ぎたのかもしれませんね。でも、ちえみちゃんにしかできないことだったと思う。
私は楽しんでやってましたよ。あれ、コーラスには美織さんも参加されてるでしょう。
國吉
あ、私もやってるし、作曲された(白井)良明さんも参加してましたね。
有三さんや、私のマネージャーだったツナちゃんも歌ってて。あとチーフマネージャーの斉藤明見さんとかみんなの声が入ってる。有三さんがふと、「ここコーラスあった方がいいよね。歌っちゃおうか」っていうことで。
國吉
(当時のLPレコードを見ながら)あ、このディレクションキッズっていうのが私たちよね。コーラス隊(笑)。
そうそう、私がハモったらあまり映えなくてどうしようと思ってたら、有三さんが「美織ちゃんやってよ」っていうことになったんですよね。「ここどうしてもハモリが必要なんだよ」って。
國吉
とにかく思いつきでいろいろやりました。私は途中からディレクターとしてクレジットされてますが、それはあくまでも表記上のことで、最初に携わった時から全身全霊でやってたので、どのアルバムも仕事の内容は変わらずでしたね。最初からなんとかこの仲間についていこうっていう気持ちで一生懸命だったので。

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

NOBODYさんの曲とか、玉置浩二さんの曲だとか、本当にいろんな方が曲を書いてくださって。だから、好きな曲を1曲あげてくださいとかってよく言われるんですけど本当に難しいですよね。ファン投票をしても、B面が好きだという方が結構多いんですよ。
國吉
そこは自分だけが解ってるぞみたいな特別感もあるのかも。
でもそれは、B面用としては作ってなくて。アルバムの曲もそう。例えば「Deadend Street GIRL」とかも最初はシングルって考えていなかったと思うし、あとは「白いハンカチーフ」の時も、「Lai Lai Lai」がA面になる予定だったみたいですけど、随分悩んで、前からあった「白いハンカチーフ」をレコーディングしたら、「ドラマをやって表現力がついたからこっちの方がいいんじゃない?」って有三さんがおっしゃって。普通だったらこれが今度の新曲と言われてレコーディングすると思うんですけど、そこは何にも聞かずに。あとから、アレがシングルに決まったから、ちょっと気になるところがあったら歌い直すとか、そういう風に決めてましたよね。
國吉
そこの相談は私には来なくって、有三さんが決めてました。もちろん事務所とも話合ってたとは思うんですけれども。あとね、全く関係ない話で、いま急に思い出したんだけど、『プラムクリーク』っていうアルバムのタイトルは、ちえみちゃんの撮影の後に有三さんとお茶をしたお店が「プラムクリーク」っていう名前だったんですよね。
それ、聞いたことある!
國吉
そう。それで、有三さんが「これにしよう、タイトル」って言うから、「意味わかってるんですか?」って聞いたらね、「いやいや、僕はゴルフやってるからね。いやもうぴったりだから」って。エキサイティングなコース設計で有名なゴルフクラブでそういう名前のところがあるんですって。もうそれで決まっちゃったんですよね。パッと思いついて、それを押し通す力がすごくあって、みんなが「ええっ?」て言ってる間に「絶対大丈夫だから」って言って。

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

『スチュワーデス物語』が終わった後に、「1年間は歌だけに専念させてください」ってお願いして、その間はドラマも何にも入らない一番幸せな1年でした。歌番組とライブとレコーディングの活動しかしなかったので。その翌年はまたドラマが2本続いて、短発ドラマと映画もあって、すごい1年になってしまいましたけれども。
國吉
ドラマの仕事はやっぱり結構消耗が激しかったわけでしょう?
激しかったけど、「表現力がグッと上がって、低音が伸びるようになった」って有三さんに言われたんです。
國吉
そうなんだ! じゃあ、それは歌に活かされたってことですね。なるほど。
はじめ、私がすごいマイナスにとっていたら、有三さんがそう言ってくださったので救われました。 有三さんはいつもそんな風に肯定的に言うかたでしたよね。
國吉
うん。それこそ人の力を引き出すタイプでしたね。私は脳化学が大好きで、そういう本を読んでるといつも有三さんのことを思い出すんだけれども、なんかやっぱり人間が頭で考えたことっていうのは、 大したことないんですってね、でも、脳が判断したことっていうのは、すごくいいんですって。いろんな引き出しにいろんな経験値があって、それを元に脳がパッと判断してるらしいんですよ。なので、シングルの曲を決めることとかいろんな言葉とかっていうのは、絶対に脳の判断だったんだろうなって。有三さんに「優等生だったんですか?」って聞いたら、「いや、勉強は全然できなくってさぁ」って話してたこともありました。
えー、そうなんだ!
國吉
「僕はその場その場でバーッと判断するのが得意でね、それでなんとかなってきたんだよ」って。もうその通りだなと思いました。一瞬で決める時のパワーと押し通す力を秘めた人だった。でも、ちえみちゃんもちょっとそういうところがあるよね。
有三さんとは、よく「そうそうそう」って。お互いの意見が合って「そうなんだよ」ってよく言い合ったことはあったけど。
國吉
波長が合ったんですね、傍で見ててそう思いました。相性がいいなって。

素晴らしいチームで歌えた幸せ

國吉
私もそれこそ関わった全部の作品が大好きだから、これが1番なんて絶対選べない。とにかくミュージシャンの皆さんも喜んでやってくれて、例えば「ここにギターソロ入れてください」ってお願いすると、普通は座ったままで「じゃあいきます」って言って弾いたりするじゃないですか。ところがそうじゃなくて、もうライブのように走り回って弾いたりとか。
そう、私も見たことある! スタジオでほんとにみんな走り回ってた。すごい楽しかった!
國吉
ね! なんかもう見てる方もワーッとなって、パワーとか喜びとか、人間のいろんなものを詰め込んだアルバムだなって。音は音なんだけれども、そこになんか魂みたいなものが入ってね。それをまた、ちえみちゃんがいつも喜んでくれて。
だって、走りながら演奏してるんですよ。それが自分のアルバムの音になる。なんて素敵なんだろうって。
國吉
ステージ上ならわかりますけどね、レコーディングの現場ですもんね。ちえみちゃんが歌う時もそうだったよね、ただ真面目に歌うんじゃなくて、なんかノリノリで裸足になって歌ったり、本当にみんな楽しんでた。
みんなが楽しみながら作っていくという現場を知ってしまったから、それ以外のお仕事がつまらなくなってしまったっていう……。
國吉
だから、普段は厳しい萩田(光雄)先生にしても、そういう一面を見せて下さった。パパパパパパって、リズムに乗って踊ってらして。
すごく面白かった。寝不足だったからみんなハイになってたのかなって私は思っていたけど、すごい楽しかったんですよね。だからこそ一時期、辞めようって思ったのは、やりきった感もあったし、セールス的にもね、新しい人たちが出てきたって部分もあった。そういうものを世の中が求めているならもう仕方がない。私はここらでおいとましますって(笑)。
國吉
今度のCD-BOXは、カラオケなども含めると全部で200曲近くも入るんですって。それはやっぱりすごい数ですよ、しかも短期間で。やり切った感っていうのは、確かにあったんじゃないのかな。
一曲一曲がいろんな人を演じることができたのが楽しかったっていうか、本当にそれぐらい楽曲がみんな全然違うんですよね。今度はこういうことにチャレンジさせようっていう、制作チ―ムの気持ちがあったからだって思う。
國吉
それは大事ですよね。表現者が何かを人に与えるとしたら、やっぱりその新しさとか驚きとかが必要だと思うから。自分の得意分野だけでやっていたら、 おそらくそれはだんだんなくなったのかなと思うんだけれども、次々に挑戦することによって、新しいちえみちゃんが引き出されて、それがどんどん紡がれていって歌の幅が広がったのかなって思います。
歌の中でどんな女の子にでもなれたからすごい楽しかったな。レコーディングだけじゃなくて、テレビとかステージで歌うのも大好きだったから。テレビだと、カメラがどういうスイッチングで、どのタイミングでどこを映してるとかをリハーサルで全部覚えて、どう見せようかっていうのは常に考えてました。

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

國吉
私たちはレコードを作るのと、撮影の現場がほとんどで、コンサートを観に行った時は客席から見守って、楽しませてもらった。今度、ちえみちゃんはまた歌うのね。
はい、今また80年代が若い人たちにも愛されているっていうのを知って、すごく嬉しいっていうか、本当にこれだけの楽曲があってね、それを改めていろんな方に、当時を全く知らないかたも含めて聴いていただけることって、ものすごく素晴らしいと思うんです。
國吉
うんうん。それはとっても。
ライブでも今回はやっぱりメドレーはちょっと避けたいなと思って、全部フルコーラスで歌いたいんです。なんでかっていうと、やっぱり昭和の音楽は歌詞がとても重要なんですよね。起承転結がちゃんとあるから、途中で終わっちゃうと伝わらない。
國吉
それはとても嬉しい。
そこはこだわって作っていたし、サビが同じ歌詞でもその前の流れがあって。失恋したけど、最後は前を向いてリフレインの部分も気持ちを変えて、ふっきって歌うんだって当時悟ったものがあったし、有三さんもそういう風に引き出してくださったから。やっぱり最後まで歌いたいっていう気持ちがあって、フルコーラスっていうことにしました。
國吉
素晴らしい! 私もね、ちょっとずつっていうのは嫌なんですよね。やっぱり、一つの形で完成したものっていうのは、そういうふうに聴いてもらいたいって思ってたから、もう今の話聞いただけでウルウルです。ちえみちゃんは自己プロデュース能力も高いし、何にも負けない力があるって、10代の頃から見てて思ってました。だから病気のことをテレビで知った時、もちろん驚いて心配はしたんですけど、絶対大丈夫なはずって。ちえみちゃんは何があっても大丈夫だし、ステージがすごく高い位置にいる人だから、最後の試練を与えられたけど、絶対に乗り換えるって信じていて。こうやってまたコンサートをやるところまで来てくれたのを聞いて、あ、やっぱりねっていう嬉しさでいっぱいで……。もう本当に今日は会えて嬉しかったです。
ありがとうございます。私も今回、美織さんに会えるってお話をいただいてなんて嬉しいんだろうと思ってました。ボイストレーニングをやってる時に、自分の曲を歌っていて、あー、あの時こんなことあったなとか思い出していた時だったので、なんてタイミングなんだろうって思って……。あとは、やっぱり有三さんが引き合わせてくださったのかなっていうのもあって、いろんな思い出がぶわーって甦りました。ましてや美織さんが全然変わってないから。美織さんは美織さんの世界があるんだって、有三さんもよくおっしゃってました。私に美織さんのことをプレゼンするんですよ(笑)。
國吉
改めて、つくづくいいチームだったなって思います。
そこに優しい女性目線があったから。男性、女性ってあまり区別したくはないですけど、スタジオに柔らかな空気を運んでくださっていたのは間違いなく美織さんでしたよ。
國吉
ありがとうございます。当時は男の人ばかりの現場でしたもんね、アーティストも男の人が多かったですから。
たまに無音になって、なんかシーンとして怖い時がありましたけど、そういう時にもみんなに優しい雰囲気を運んでてくれたなって思っていて。
國吉
そうやってみんなで作った曲は、本当に今聞いても全然古いって感じないものばっかりですよね。
はい、本当にそう思います。だからずっと歌っていたいって。レコーディングが大好きで、あの頃も、もうこれ以上歌ってもいいものが出ないって思ったら、有三さんはやめようって言ったんです。それでも納得行くまで歌いたいっていう性格は今でも変わらなくて、YouTubeとかで歌っていたら、気づいたら家で4時間とか5時間歌い続けてて、どこまでいっても納得できない。歌ってそういうもんなんだなって思います。
國吉
そう、本当にもう終わりがないのね。だから、ずっと続けていられる。ここに行ったらゴールっていうのがない、それが音楽の魅力だと思います。

取材日・場所:2022年11月29日、ポニーキャニオン本社にて
インタビュアー:鈴木啓之
カメラ:石塚康之

堀ちえみ
×
國吉美織

対談 [前編]

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

デビュー40周年を記念したこのCD-BOXをリリースするにあたり、アシスタント・ディレクター〜ディレクターとして制作に携わった元ポニーキャニオンの國吉美織さんと堀ちえみさんが約30年ぶりに再会。当時の思い出を語って頂きました。
当サイトで前編と後編の2回にわたり掲載します。

デビューの頃

堀ちえみ(以下、堀)
歌手になりたいと思ったのは石野真子さんがきっかけだったんです。それまでは全然そういうことはなくて、テレビを観て、アイドルはいいなって思っても 自分には関係のない世界って思っていて。歌はちっちゃい時から大好きでしたけど、それを仕事にしようとは思っていなかった。 それが地元に石野真子さんがキャンぺーンで来て、小さな台に乗って歌ってるんですけど、なんだかすごいキラキラしてるなって。最初は遠く離れたとこで見ていて、だんだん前に寄っていき、結局レコードを買って握手してもらいました。引き寄せられるオーラがあったんです。それが小学校6年の時だったと思います。
國吉美織(以下、國吉)
あのホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝するってことは大変なことでしたよね。本当にすごい人数でしょう。今は(アイドル歌手に限らず)いろんなジャンルの登竜門になってるみたいですけど、当時は圧倒的にアイドルを目指してのオーディションでした。
あの頃はもうみんながアイドル目指してました。「出てこい、アイドル」ってたしかポスターとかに書かれてましたもんね、まさか自分がそこで優勝出来るなんて思ってなかった。嬉しさより驚きの方が大きかったかもしれません。大阪の自宅でずっと待っていたら、全国大会の決勝に出られる枠が1個空いたからと連絡がきて。繰り上げ当選みたいな特別な枠だったんですよ。
國吉
私はまだ会社に入る前でしたけど、後からその話を聞いて、石野真子ちゃんを見つけたっていうのが、そもそもちえみちゃんらしいなと思った。最初に私がちえみちゃんに抱いた印象は、すごく物を見る目があるっていうか、例えば10個あったら、その中でいいものをバッと見つける能力はすごい高いなって。ちょっとした会話の中でも、選ばれる言葉や話題が的確だったり。
えー、本当に!?
國吉
そう、それでね、レコーディングの時にちえみちゃんのいないところで録ったギターソロとかでも、 これはいいソロだねって言ってたら、ちえみちゃんがスタジオに来て歌ってから、何も言わないのに「美織さん、 ここ素敵ですよね」って。やっぱりこの子はなんかすごい何かを持ってるなっていう。だから、ちょっとした台で歌ってる石野真子さんに引きつけられたっていうのは、すごくよく解るエピソードですね。
このあいだ、ある雑誌で鷺巣詩郎さんがインタビューを受けていて、それを読んでたら、私との思い出のことが書かれていて。スタジオでオケを録っている時に、私がマネージャーさんに連れられてスタジオに入ってきたそうなんです。当時は打ち込みじゃないから、一流のミュージシャンの方々が揃っている場所に、新人が「よろしくお願いします」ってご挨拶した。ところがその時に私はそのミュージシャンの方々に向かって「皆さん間違えないでくださいね」って言ったらしいんです。この子は大物になるぞってみんなが大爆笑したっていうエピソード。とても恥ずかしい話なんですけど。
國吉
鷺巣さんの最初の頃だとしたら、「さよならの物語」とかあの辺ですね。でも率直よね。いつも思ったことをポンと言ってたと思うけれども、それが本当に良くって。あ、なるほどねって思わされることが多かったですよ。例えば 歌入れをしていて、間違いなく上手に歌うだけがいいことではないと(渡辺)有三さんも私も思ってたんですけれども、ちえみちゃんもそうみたいで、ちょっとかすれた声が出たりしても、ちえみちゃんらしいっていうか、普通では出ない音色が出たりするのも、有三さんと私がいいねっていう目くばせをすると、必ずちえみちゃんも反応してなんかいいですね、とか。私たちはニュアンスがいいよねって大体いつもOKテイクにそれが入ってましたね。決して優等生っぽい歌ではなくて、ちえみちゃんらしい、なんか人間らしい歌をずっと歌ってきたなって私は思ってます。

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

山口百恵さんを担当されていた東京音楽出版(注:ホリプロ内の音楽制作会社)の川瀬(泰雄)さんも最初はいらっしゃいましたけど、やっぱり有三さんの色の方が濃かったですよね。有三さんがやっぱりキーマンという感じでコンセプトやイメージを固めていった。歌詞にしても、バックの夕焼けの色にもこだわったり。ホワイトを基調としたジャケットデザインとかもそうでしたね。デビュー曲の「潮風の少女」でも、デートをするんだったら遊園地じゃないし、茅ヶ崎かな、ご飯を食べるのも、この子だったらレストランじゃなくてお弁当かなとかいう具合に。そういう風に決めていったんですね。

35年ぶりに再会して

今日お会いするのは当時以来ですよね、私が一時期歌手を辞めて大阪へ帰る前にお手紙をいただいて。
國吉
30何年ぶりですよね。初めて会った時のことも覚えていますよ。レコーディングの時、私は初めての立ち会いで後ろの方でもじもじしてたんです。私が大学生の時にはもうちえみちゃんはデビューしていて、とても華やかな感じだったんですよね。私はその頃ロック少女で芸能界とは関係ないところでバンドをやったりとかしていたので、遠い世界だったんですよね。それでポニーキャニオンに入って、最初にちえみちゃんと尾崎亜美さんの担当になるって聞いた時にどうしようかなと思って。それまで歌謡曲を聴いたことがない私が大丈夫なんだろうかと思いました。だから初めてスタジオに行った時は、それこそちえみちゃんが真子さんを見た時のような感覚ですよ。すごいオーラの子が来て、芸能人ってすごいんだの一言でした。レコーディングしてる間にだんだん打ち解けて少しずつ話せるようになっていきましたけど。
何の曲だったか覚えてますか? シングルですよね
國吉
シングルです。でもその時はまだオケを作るところには携わってなかった。たしか岩里(祐穂)さんの曲だったような。
 「青い夏のエピローグ」じゃないですか。曲は岩里さんですよ。アレンジャーは萩田(光雄)さんで、萩田さんが間奏のピアノに合わせて踊ってたのを覚えてて。合宿も行きましたよね。ポニーキャニオンの別荘で。
國吉
そうそう、いろいろ思い出してきました、そう、やっぱり「青い夏のエピローグ」ですね。私がアシスタントで最初についたのがアルバム『風のささやき』で、次がこのシングルでした。
『風のささやき』のジャケットは、目黒か恵比寿のスタジオで風車をいっぱい並べて写真撮影しましたね。セッティングが皆さん徹夜で大変だったって聞いて。うまく風車が回らなくて、風をブーンって送ってもらって。
國吉
そうでしたね。それを(ジャケットの内側で)見開きの写真にしようって言ったのも覚えてます。このアルバムは、ほとんど有三さんがコンセプトを決めて、レコーディングもほぼ半分ぐらいは終わってるところに私が行って、そこで勉強させてもらったんです。その後で有三さんがから「美織ちゃんは何かやりたいことがある?」って聞かれたので、これはチャンスかなと思って、「私はバンドをやっていたので、みんなで作り上げるように音楽をやりたい。キャッチボールしながらわいわい作り上げてくものっていうイメージが強かったので、 そういうふうに作ってみたい」って言ったんですよ。そうしたら有三さんが「あ、僕もそれやりたかったんだけど、いろいろ忙しくて、出来なかったから、美織ちゃんがそういうに言ってくるんだったら、それやろうよ」って言ってくれて。それでニューミュージックとか、ちょっと新し目の音楽の人たち、バンドやってる人たちとかにもお願いしてやってもらうようになる。だけど歌謡曲の王道っていうのも絶対忘れたくないので二本の柱で。でも有三さんはどこかで不安もあったんでしょうね。もし合わなかったらどうしようとも言ってました、ところがいくつか出来上がってみたら、これがみんなの想像の斜め上を行くちえみ節なんですよね。ちゃんと音楽は理解した上で自分のものにしている。これは絶対大丈夫だね、彼女は何が来てもそれに押されることなく、自分を出していけるよねって、有三さんとすごく喜び合ったんですよ。

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

私としてはいろんなものを歌いたかったので。それにやっぱりアイドルっていうものがずっと続くとは思っていなかったから、 どこかで変えていきたいっていうのはあって。でも、やっぱり自分というものは残していきたいと、私にしか歌えないものはあるんじゃないかと思っていました。
國吉
まだ10代だったのに、自己プロデュース能力みたいのが高いなって感じてた。例えば、 誰が何を自分に望んでいるかっていうのを解りつつ、 自分はこういう風にやっていくんだっていうのが明確なのかなって。これは想像ですけれども、演技にしても、みんながこうやって演じるだろうなっていうのを裏切ったりとか。こうやって歌うだろうなっていうのも、本当にいい裏切り方をしてくれてたなって、いつも新鮮な気持ちで見ていた。でも、ちえみちゃんと同期で出た子たちもみんな個性的だったよね。だから、その人たちの影響ももしかしたらあったのかなって。ちえみちゃんはちえみちゃんのカラーを、他の子は他の子のカラーを出して行けばいいじゃない、みたいに思っていたところもありましたが。
結構、直感的な部分と、あとは、もうぱっと感じてそれを表現するっていう部分なんですけれども、結構考えていたりもしたのかなっていう。10代なのに。同期とはそういう風な話は全然したことなかったです。ただ表現者でいたいっていうのがずっとあって。言葉にはやっぱり命が宿ると思っていて、だから言霊っていうか、歌詞の中の言葉っていうのも、やっぱりすごくいいフレーズっていうのがたくさんあって、それを大事に歌いたいっていう気持ちが当時からありましたね。同じ音でもワンコーラス目とツーコーラス目では気持ちの盛り上がり方が違うから。「リ・ボ・ン」なんかでも、♪ごめんねっていう部分はそれぞれ違いますもんね。同じ歌って2度と歌えないって思います。それをキャッチしてくださるのが、有三さんや美織さんでした。

名ディレクター・渡辺有三

國吉
レコーディングの時の有三さんのやり方は、あんまり言わないで引き出すタイプだったんですね。とりあえず3回歌ってみてって言って、それで、ここよかったよとかって言うと、それに反応してちょっと膨らましてね。もうちょっと違った歌い方をしたりとかする。ああしなさい、こうしなさいって与えるタイプではないのに人の力を引き出すのが上手で。なにより、ちえみちゃんがその力を持ってたからだと思いますけどね。この子からは絶対にどんどん引き出せるって感じてたと思います。
でも、有三さんも戸惑ったと思いますよ。ニューミュージックをずっとやってこられて、アイドルって初めてだったわけでしょう。私の後には、岡田有希子ちゃんとか工藤静香ちゃんがいるわけですけど。有三さんとは、仕事よりも趣味の音楽の話をたくさんしました。ビートルズとかカーペンターズとか。
國吉
有三さんはコーラスがとにかくお好きでしたね。ビーチ・ボーイズが大好きで、レコーディングでもコーラスはいつも入れようって。
サビの部分を一緒に歌うことも多かったですね。ユニゾンで歌ったり、ハモリを入れたり。
國吉
私は仮歌も結構歌いましたよ。もうとにかく楽しく音楽を作りたいっていうのが有三さんも私も共通の願いだったので。それはね、もうずっと終始絶対忘れなかったことで。だからもうどれもすごく楽しくレコーディングに臨んでいたんです。
レコーディングの現場はすごく楽しかった。九段下のキャニオンのスタジオのそばまで来たら、今オケを録ってるみたいって聞いて、あ、じゃあ寄っていきましょうって言って、ちょこっと覗きに行ったり。
國吉
一方でドラマの撮影もあったからとにかく忙しかったよね。楽しいけど大変だった。
「稲妻パラダイス」の時は、これを歌ってすぐに成田まで行って、ハワイに行かなくちゃならない。飛行機の時刻を気にしながらの綱渡りなので、 スタッフの皆さんはヒヤヒヤしたと思います。レコーディングにもう少し時間を割けないかっていうやり取りもあったみたいで。私も現場のマネージャーさんにお願いしたことがありました。「白いハンカチーフ」みたいに、あのドラマをやってたからこそ、こういう内容にしようって言って生まれた歌もありましたけれども。
國吉
その忙しい合間によく覚えて来られるなって思ってましたよ。レコーディングも、もう本当に2時間とか3時間とかしか時間が取れなくって。私は覚えてこられるのかなっていうのが心配でしたけど、いつもしっかり頭に入れてスタジオ入りするのがすごいなって思ってました。
やっぱり歌がすごい好きだからこそ、苦にならなかったんだと思います。

堀ちえみ×國吉美織(元ポニーキャニオン・ディレクター) 対談

國吉
歌詞も音楽もちゃんと理解してきたなっていうのがすごく伝わっていました。なんていうか、その場で歌ってる感じではなくて、しっかり自分のものにしてきてるなっていう。もう本当に忙しいのに、どうやってこの時間を工面してるんだろうと思ってましたね。限られた時間内で録り直しもなかなか出来ないから本当に有り難かった。
出来上がったものを自分で聴いて、テレビやコンサートではレコーディングした通りに歌う。基本はやっぱりレコードでそれがベスト。どうしても歌っていくうちに変なベタつき感が出たり、ちょっと邪心が入って欲も出てきて、歌い方が変わっちゃったりするんですよね。それは良くないって有三さんがよくおっしゃっていて、変に誇張したり、違う方向に行っちゃったりしないようにと。テレビやコンサートで何回歌っても、基本は自分のレコードを聴いて修正してっていう風にしていました。だから今でもそうですけど、"ちえみ先生"が自分の中にいるんです。やっぱり原点が大事。大人になった分は、あの頃の自分を抱きしめてあげるような感覚でね。一曲一曲にすごく思い出があります。アルバムの曲も全てシングル候補として、有三さんは向き合っていたと思うんです。
國吉
本当に丁寧に作ってましたね。それぞれに思い出があります。ちえみちゃんは本当に好感度が高くて、ミュージシャンの人たちからもすごく愛されてた。高橋幸宏さんとかも曲を書いてるんですけど、私が、幸宏さんのコーラスすごくいいんですよねなんて言うと、「じゃあやろうか」って言って多重コーラス入れてくれたりとか、もう最高に贅沢な感じなんですよ。鈴木茂さんも、もう本当に神様みたいな方なんですけれども、「これやるとちえみちゃん喜んでくれるかな」って言って、やり直して下さったりとか。やっぱり中心に愛される人がいるっていうのは、すごくみんなのモチベーションのキープに繋がってるんだなって、よく思ってました。
いや、でも、全ては有三さんや美織さん、スタッフの皆さんのおかげです。私はやっぱりアイドルだからって思われてしまうポジションだったと思うんですよね。そうじゃなくて、本当に音楽を愛しているってことは、ジャンルとか関係なくして共通。そういう思いがちゃんと伝わっているような気がして嬉しかったんです。
國吉
それはちゃんと伝わってましたよ。本当にいい現場だったと思います。

(後編へ続きます。次回更新をお楽しみに!)

取材日・場所:2022年11月29日、ポニーキャニオン本社にて
インタビュアー:鈴木啓之
カメラ:石塚康之

堀ちえみ

デビュー40周年のBOXを手にした
記念写真。

「箱のデザインをいくつか提案して頂いた中で、
この写真がいちばん私っぽいかなって思ったんです」

撮影:石塚康之

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